コラム

2016/08/19

サイクリングは茨城県へ(茨城・KM)

サイクリングは茨城県へ


▼国土交通省と警察庁がガイドラインを改定し、車道上で自転車が通行するゾーンの路面表示が統一されることになった。車道上における自転車のスペースを明確にすることで、車と自転車、ひいては歩行者の安全確保につなげる取り組みだ


▼茨城県初となる国道の自転車道は2010年度に、水戸市の国道50号水戸バイパス(小吹町地先~見川町地先700m区間上下線)に整備。車も自転車も多い場所への適切な設置で、当時は注目を集めた。設置から約6年が経過し、もはや見慣れた風景となったが、自転車が車道にはみ出してくる心配がないのは、ドライバーとしてありがたいものだ


▼震災時における自転車の活躍などにより自転車通勤がブームになり、街を自転車でぶらぶらと散歩する「ポタリング」も流行。ロードバイクをはじめとするスポーツタイプの自転車も販売台数が増えているという


▼茨城県は、つくばりんりんロードと霞ヶ浦自転車道などを一体化させた「つくば霞ヶ浦りんりんロード(総延長180㎞)」を日本一のサイクリングロードにするための取り組みを進めている。ハードの整備だけでなく、筑波山や霞ヶ浦などの恵まれた自然環境を活用し、地元市町村など多様な主体と連係。さまざまなソフト施策を組み合わせることで地域を活性化したい考え。首都圏からのみならず、周辺空港を生かした国内外からの誘客を図る


▼ストレス社会と言われる現代、無心でペダルを漕ぎ(こぎ)たくなることもあるでしょう。そんな時はぜひ、茨城県へお越しください。安全で快適な全国屈指のサイクリングコースが皆さまをお迎えします。(茨城・KM)


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