コラム

2017/02/09

誤解のない正しい評価を(茨城・KN)

誤解のない正しい評価を


▼子どものころからゲームがとても好きで、最近はスマートフォンのアプリでゲームをプレーしている。出題されるクイズを解きながら異世界を冒険するというゲームだ。クイズを解いていく感覚が面白く、気が付けば2年以上遊んでいる


▼休みの日などは長時間プレーしてしまい、いい年をした大人がゲームにはまっているのは少し恥ずかしいなと反省したりするものの、社内で上司たちが「ポケモンGO」の話題で盛り上がっている様子を見ると「あ、自分だけじゃないな」と安心する。ゲームは子どものもの、という感覚は昔に比べて随分薄くなったと思う


▼かつては「ゲームをやるとバカになる」「ゲーム脳」といったゲームに関するネガティブな評価が根強かった。しかし、実際はゲームで脳機能に悪影響が生じることを裏付ける科学的な根拠は無いそうだ。近年は脳トレをテーマにしたゲームが発売されたり、認知症防止のため高難易度のゲームに高齢者が挑戦するなど、ゲームのポジティブな面がピックアップされるようになってきた。ゲームを愛する1人として、誤解によるバッシングが減ったことは嬉しい限りだ


▼一昔前は漫画やアニメが教育に良くないという批判を浴びていた時代もある。近年は映画「君の名は。」のヒットなど、文化として立派に認知されている


▼誤解によるバッシングといえば建設業界も当てはまる。基幹産業として社会に貢献している実情にはほとんど触れられず、悪意あるイメージが世間に流布されるのは残念でならない。誤解を解き、正しいイメージで建設業が語られるようにしなければならない。(茨城・KN)


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