コラム

2017/11/08

スポーツの秋と筋肉痛(茨城・KM)

スポーツの秋と筋肉痛


▼2019年の9月28日~10月8日に開催される茨城国体まで残りり2年を切り、JR水戸駅と県庁にカウントダウンボードが設置された。茨城での本大会開催は45年ぶり。地元の期待も大きく、県では地元開催での天皇杯と皇后杯獲得を目指し、選手強化を進めている


▼スポーツの秋と言うだけあり、暑さが収まり、さわやかな風が吹くこの季節はスポーツに適している。小学校などは運動会を5月に移行したところも多いが、市民運動会などはまだ秋開催が主流。スポーツ関連のイベントが多いこの季節、昔のイメージで体を動かし、けがをするケースも少なくない。普段から体を動かしていない人は、急に高い負荷がかかる運動には気を付けたい


▼久々に運動をした人の「筋肉痛が2日後にきたよ。年取ったな」といった笑い話を耳にする。しかし筋肉痛の遅れは年齢のせいではないらしい。運動後すぐに筋肉痛になるのは筋肉の断裂と疲労物質、2日後ぐらいからの痛みは回復のための炎症とのこと。つまり筋肉にしっかりと負荷を与えていれば、年齢に関係なく筋肉痛はすぐに発生し、中途半端にしか負荷を与えないと筋肉痛は遅れてやってくる


▼またこれまでは筋肉痛にならないレベルの運動だったものが、筋力低下により筋肉痛になるレベルの運動になってしまっている可能性もあるという。年齢よりも普段どれだけ筋肉を使っているかも大きな要因となる


▼無理してけがをしては元も子もないが、けがをしないように自分の動きをセーブしてしまっている現状も歯がゆい。そんなジレンマを抱えたまま、この秋も過ぎていく。(茨城・KM)


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