コラム

2018/01/30

大イベントは腕の見せ所(茨城・HS)

大イベントは腕の見せ所


▼6月に開幕するサッカーワールドカップロシア大会の組み合わせ抽選会が行われ、われらが日本代表の対戦相手が決定した。グループリーグは南米のコロンビア、アフリカのセネガル、欧州のポーランドの3カ国と順に戦う。3者3様にスタイルが違い、ずば抜けた実力を持つ国こそないものの、いずれも日本より格上なのは間違いない


▼メディアの論調もさまざま。「恵まれた組に入った」「曲者(くせもの)ぞろいで勝ち抜けは難しい」それに合わせるように、この時期はサッカーファンの誰もが評論家になる。十人十色の分析は、話を聞いているだけで盛り上がる。残された半年は、長くもあり短くもある。早く来てほしい反面、この空想期間をできるだけ長く楽しみたい気持ちもある


▼サッカーが終わると、次は初めて日本で開催される2019年ラグビーW杯。前回大会で日本は、強豪の南アフリカを破る大番狂わせを見せてくれた。さらなる期待を寄せるファンも多いだろう


▼そして次に待ち構えるのは、全世界から集結するトップアスリートによるスポーツの祭典、20年の東京オリンピック・パラリンピック。せっかくビッグイベントが続くのだから、今は終わった後の喪失感を心配するのはやめておこう


▼茨城県民としては、その間にある茨城国体も忘れてはならない。恥ずかしながら、県内にはまだ訪れたことのない自治体もある。観戦がてら、この機会に周ってみたいと思う。選手や観戦者の受け入れに向け、各地ではインフラ整備が急ピッチで進む。建設業者にとってはまさに腕の見せ所。地元の誇りを胸に、良いものづくりを続けてほしい。(茨城・HS)


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