コラム

2018/03/10

交通事故の恐ろしさ(群馬・KS)

交通事故の恐ろしさ


▼先日、会社からの帰り道に交差点で信号待ちをしていた時、目を疑う出来事に出くわした。前方の信号が黄色から赤に変わったにもかかわらず、対向車線を猛スピードで走ってきた軽自動車が目前の赤信号を無視して走り去ったのだ


▼自分にも子どもがいるため、その時に自分の子どもや家族が交差点を渡っていたらと考えると、恐ろしさとともに信号を無視した運転手に怒りすら覚える。信号を無視した人にも大切な人がいるだろうと考えると、なぜ信号無視という危険な行動をとったのか理解できない


▼ある建設業者の安全大会を取材した際、講演の中で飲酒運転により死亡事故を起こした加害者家族と事故により尊い命を落とした被害者家族の生活を描いたDVDが上映された。加害者・被害者ともに子どもを持つ父親で、どちらの子どももこれまで一緒に暮らしていた父親が突然いなくなった悲しみから涙を流し、泣いていた。子どもを持つ親としては胸を締め付けられるような気持ちになった


▼以前、自宅から取材先へ直行するときに信号無視した車に衝突された経験がある。衝突事故に遭ってからは、たとえ青信号であっても信号無視した車が飛び出してくるのではないか、人が突然飛び出してくるのではないかと考えてしまい、運転することが怖くなってしまった


▼誰しも危険運転をしてしまう可能性を持っている。全ての運転者が家族や大切な人のこと、車を運転することの責任の重さを肝に銘じながら運転することで、交通事故のリスクを回避できるのではないだろうか。交通事故の無い社会が来ることを願ってやまない。(群馬・KS)


厳選されたコンパクトな記事で
ちょっとリッチな情報収集

建設メールはこちら