コラム

2018/06/01

大型連休の過ごし方(新潟・KW)

大型連休の過ごし方


▼ゴールデンウイークで出掛けている際、渋滞に巻き込まれた。前方で止まっている京都ナンバーを付けた高級車のテールランプを眺めていると小さいため息が出る。近所にある道の駅でも新潟県外のナンバーを付けた車がずらりと並んでいる。行楽時の渋滞は悩みの種。車内に何時間もいるのは苦痛だ


▼毎度のことだが、連休最終日には上りの高速道と新幹線が大混雑する。それが嫌で、少し早めの便で帰るのがこれまでの経験で培った旅行術だ。残念ながら私の車に寝転がれるほどの広いスペースやDVDなどの映像を見るシステムは無い


▼仕事中の事故防止は常に最優先事項だ。車で移動する時はいつも安全運転を心掛ける。だが休みになると注意力が散漫になっていく。休日を過ごす中で、あらためて日頃の安全対策や事故防止意識の重要さを考える


▼例年ゴールデンウイーク中の交通事故量は平時の2倍で、特に気を抜けない。自動ブレーキや自動運転が開発されても、ヒューマンエラーは必ず起こる。オンとオフの切り替えは大切だが、決して油断をしてはいけない


▼連休の最終日、晩御飯を食べながら「連休中やったことで何が一番楽しかった?」と息子に聞いた。全力で家族サービスをやり切ったことを息子はどう評価するのか、期待した。息子は「ばば(祖母)の家に行くときの車の中」と答えた。新潟県内のトミカ博や新潟県加茂市の鯉のぼりよりも片道2時間の車中の方が楽しかったようで、目からうろこが落ちた。無骨なドライブを楽しんでくれる息子のために、たくさん遠出をしたい親心がある。ましてや安全運転が大事とも認識した。(新潟・KW)


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