コラム

2018/11/13

子供の成長に思う(群馬・TH)

子どもの成長に思う


▼第一子の長男が生まれて1年が経とうとしている。五体満足で生まれてきてくれたことにほっとしたのも束の間、苦難の日々が始まった。生まれたての頃は意思の疎通も図れず、大声で泣く息子が何を求めているか分からなかった。おむつを替えても、母乳をあげても、抱っこをしても泣きやまない。夫婦そろって寝不足の日々が続いた


▼大変だった月日はあっという間に過ぎた。寝ては泣き、母乳を飲み、また寝るの繰り返しで、自力では動けなかったはずの彼が、いつの間にか寝返りを成功させ、とんとん拍子にハイハイで移動できるようになった。今は自分の足で立とうと小さい体で頑張っている


▼表情も豊かになった。楽しいときや面白いときには笑うし、気に入らないことや不満なときには泣く以外に怒りの表情を見せるようになった。帰宅時に目が合えば笑顔を見せて近づいてくる


▼はっきりとはまだ喋らない。しかし何かを伝えようと必死で口を動かしている場面をよく見かける。きっと近いうちに簡単な言葉は話せるようになるだろう。好奇心はとどまるところを知らず、手の届くものはなんでもつかみ、口に運ぶ。毎日がチャレンジで、そこから生きていく上で必要なことを学習しているようだ


▼親になってみて、子どもを育てる難しさ、大変さを痛感している。これは氷山の一角で、今後も苦労は尽きないだろう。あらためて自分の親をはじめ、全ての父・母に敬意の念を抱く。また辛さの半面、何物にも代えがたい喜びと幸せも感じている。これからも成長していく息子とともに、親として、人として成長していきたい。(群馬・TH)


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