コラム

2018/11/22

白い季節の到来は(群馬・AO)

白い季節の到来は


▼暑かったなぁという夏が終わり、秋の声を聞けば、すぐに寒い冬がやってくる。暑がりで寒がりの性分なので、夏が暑かった分、冬は寒くなるのかぁと心配してしまう。できれば、ほどほどの暑さ、寒さであってほしいが、お天道様だけは人智の及ぶところではない


▼冬となれば、豪雪地帯でなくとも降雪があれば、通勤通学の足に大きな影響がある。建設業界としては、除雪という大きな仕事が待っている。数年に一度の大雪となれば、鉄道をはじめとする公共交通機関、自動車も道路に雪が積もればスタッドレスタイヤを履いていても、いつもどおりとはいかないもの


▼雪が降ったのでお休みします。確かに電車が動かないとなれば、学校や職場に行く手段が無くなってしまうのだから当然なのだが。どうしてもやらなければならない仕事があれば、何としても職場に行こうと思ってしまう。どんなに時間がかかったとしても


▼前シーズンの大雪の日のことだ。どこのホテルも満室で泊まれず、雪が降りしきる中よろよろと車を走らせ帰宅した。仕事で群馬に来ていた友人は事前にホテルを予約していたそうだ。先を見通す力が足りなかったと反省している。また、危機管理能力の欠如ともいえよう。帰り道で事故でも起こせば、恐らく大惨事につながっていただろう。意外と大型バスなどは高速道路を飛ばしていたのだから


▼白い季節がもうすぐやって来る。どんな季節になるのか。豪雨や地震といった災害に見舞われた日本列島。この冬ぐらいは穏やかに過ごしたいものだが、寒さ厳しい冬を覚悟し、準備をしておこう。暖かな春が来るまでの我慢。(群馬・AO)


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