コラム

2018/11/23

宝の持ち腐れを探そう(茨城・HS)

宝の持ち腐れを探そう


▼携帯電話を持つようになって、かれこれ15年。使用しているのはフィーチャーフォン、いわゆるガラケーだ。故障や電波の問題などもあり、今の機種は6台目。途中、2台ほどスライド式に浮気したこともあったが、結局折りたたみ式に戻った


▼一方で、電話契約をしていないスマートフォンも持っている。こちらは持ち始めてからまだ3年と日が浅い。使い始めた時はできることがたくさんあると喜んだが、多すぎて逆に使いこなせていない。天気予報やニュース、調べ物などの情報収集が主な使い道だ


▼先日、電車で外出した際にふと気付いた。携帯型音楽プレイヤーもカメラも、スマホ1台にまとめてしまえばよいのでは、と。すでに実践している人からすれば、ただの機械に弱い人のように見えるだろう。ただ、ズボンのポケットが全て埋まり、歩きづらさに違和感を覚えていた身からすれば、まるで雷に打たれたかのように衝撃的な瞬間だった


▼自分を合理的な性格であると分析している反面、不合理・非合理なことが好きな面もあることを自覚している。しかし、ことスマホに関しては、そろそろ本格的に使いこなせるようになった方が良いのかもしれない。月千円程度の格安プランとはいえ、ただの遊び道具で終わらせるのはもったいない


▼思えばスマホが登場した当初は理由もなく敬遠していた。その後、パソコン並みのことができると分かり、なんとなく手を伸ばしてみて今に至る。いくら便利でもポテンシャルを引き出すのは利用する人の役目。他にも身の回りに宝の持ち腐れとなっているものがないか、あらためて探してみたいと思う。(茨城・HS)


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