コラム

2019/02/06

言葉の壁不可避(新潟・TH)

言葉の壁不可避


▼在留資格を新設して外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管法が昨年12月に成立した。2019年4月1日から施行される。生産年齢人口の減少が深刻化していることから政府が本格的に動き出した


▼よく行くファミリーレストランも半分が外国人の接客スタッフになっていた。注文の際に少し不安だったがノープロブレム。日本語がとても上手だ。しかし日本語は漢字、ひらがな、カタカナがあり、言語の中でも難しいとされている。新たな残留資格で多くの来日が見込まれる外国人。今後さまざまな場面で言葉の壁が立ちはだかってくるだろう


▼言葉の壁と聞いて頭をよぎるのは、ギャル語。昨年のギャル流行語は、大賞がスマートフォン向け動画共有アプリ「TikTok」が人気を集めたこともあって「いい波のってんね~」。2位は好きなピープルが略された「好きピ」。3位はテンションが上がっている時の気分を表す言葉「あげ」の最新形「あげみざわ」。4位はインスタ映えが短くなった「映え」。最近ではかわいいと思った時などにも使用されている


▼これとは別に「大草原不可避」などという言葉もよく使われているらしい。爆笑せざるを得ないといった意味で使用。笑いの意味で用いられる「w」が大地に生える草の姿に似ていることから草と呼ばれ、笑いの程度の大きさを草原と表現。これで笑わない人はいないという意味で草不可避と表現され、総合して「大草原不可避」という語にまとまっているとか


▼正直ここまでくると頭が?だらけである。今後日本社会は大きな言葉の壁に直面するに違いない。言うなれば言葉の壁不可避か。(新潟・TH)


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