コラム

2019/07/17

人生を変えたアニメ(茨城・RN)

人生を変えたアニメ


▼「ガールズ&パンツァー」最終章第2話の劇場公開が6月から始まった。「ガルパン」と呼ばれ、多くのファンに愛されているこの作品は、戦車を用いた模擬戦が女子のたしなみとされる設定で、戦車の全国大会で優勝を目指す女子高生たちを描く。茨城県大洗町が舞台となっており、街並みが忠実に再現されている。実在する店舗が登場することも


▼「ガルパン」をきっかけに大洗を訪れるうちにその魅力に取りつかれ、移住したファンもいると聞く。自分にとっても茨城に移住する大きなきっかけになった作品だ。「ガルパン」を観て、大洗をはじめとする茨城県内を観光しているうちに住んでみたいと思うようになり、移住を決意し今に至る。文字通り、自分の人生を変えた作品になった


▼茨城に移住してから初めて公開された新作の出来は、最高だった。公開されている期間は、できる限り劇場に足を運びたい。新作が公開されるたびに、予想を超えてくるので、うれしい驚きを味わう。さらに、今回は内容とは別の驚きがあった


▼劇中の街並みがより身近なものに感じられ、物語への没入感が非常に高かったことだ。移住してからは何回も舞台となった場所を訪れていたため、地理が頭に入っており、現地の空気も体感しているからだろうか。作品を五感で味わい、楽しんでいるのだと感じる


▼神奈川から茨城に移住して、もう少しで1年になる。生活は一変したが周りの人々の優しさに助けられ、徐々に環境になじんできた。大好きな「ガルパン」の新作を観て、「移住して良かったな」と感じたことがまた一つ増えて、とてもうれしい。(茨城・RN)


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