コラム

2019/08/27

天気は変えられない(山梨・TN)

天気は変えられない


▼新海誠監督による新作映画『天気の子』が公開となった。新海監督といえば2016年に上映された『君の名は。』が大ヒットしたことで有名。公開から28日間で動員774万人となり、興行収入100億円の大台を突破した日本のアニメーション監督では、宮崎駿氏に続き2人目だという。とはいえ新海監督について書いてはみたものの、実はまだこの映画を見たことがない。なので新しい映画は足を運んでみたいと思っている


▼天気といえば、最近では大雨になりそうなときや、空模様だけではないが高い気温になりそうなときなどは、スマートフォンに通知が届くアプリを使用している。興味本位ではあるが試しているところだ


▼天気とは字のごとく天の気持ちだろう。一方で「きょうは晴れだ。気分が良い」「雨が降っている。出掛けるのは、おっくうだ」など人の気持ちも左右する。かなり昔に流行った童謡の「南の島のハメハメハ大王」では、雨が降ったら学校を休むという歌詞があり、なんともうらやましいと子供の頃はいつも思っていた


▼さて、天気つながりで書いてきたが、建設業をはじめ農業など仕事においても空模様は大変気になるもの。梅雨では雨が降ってばかりいる。また太平洋側では冬はカラカラの一方で、日本海側は雪が半年近く毎日のように降ったりもする


▼「夏の暑さを少しだけでも冬に持ってこられないかな」―。誰もが一度は思うだろう。しかし晴れの日や雨の日、暑さ寒さなど天気や季節は平準化できない。従って人間が行う労働環境の平準化により働き方改革がうまく機能し、より良い建設産業になることを願う。(山梨・TN)


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