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「脱車社会」目指しマース(埼玉・YM) 2019/09/12
「脱車社会」目指しマース
▼ある街に取材に行くと、商店街が軒並みシャッター街になっていた。一方で大型商業施設には、たくさんの車が止まっている。都心部より地方部に多い光景ではないだろうか。地方に住む人たちにとって、自家用車がなければ、満足に買い物もできない時代と言える
▼米国の作家E・B・ホワイトは「生活に必要なものは、みんな遠くにある。だから車に乗って行こう」と述べた。現在の日本でも地方のまちづくりは車ありきで進められている。さらに仕事や生活も車中心で回っていると言っても過言ではない
▼裏を返せば、車の運転ができなければ、生活も仕事もままならないことを意味する。高齢化社会が進む中、運転できなくなる人も増えていく。そこで自家用車がなくても成立するまちづくりを早急に形成するべきではないだろうか。社会全体が車中心のまちづくりから、「人中心」に転換する時期を迎えている
▼近年「MaaS(マース)」が注目を浴びている。自家用車以外のあらゆる交通手段を一体的に捉え、検索・予約・支払いを手元の携帯電話などで一元的に行える仕組みだ。バス・電車・飛行機などの利便性が格段に向上。都市部での交通渋滞や環境問題、地方での交通弱者対策などにつながることが期待されている
▼MaaSが普及すれば、生活のために自家用車を必要としなくなる。またLRTのような次世代型路面電車の整備や導入議論も各地で進んでいる。まさに高齢化社会に適した仕組みづくりではないだろうか。これからは脱車社会を目指し、MaaSなどを取り入れた「人中心」のまちづくりを考えたいと思いマースよ。(埼玉・YM)
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