コラム

2019/12/12

運転中のヒヤリ体験(群馬・KS)

運転中のヒヤリ体験


▼先日、取材先に向かっている途中、小学生が左右を確認せず急に道路へ飛び出してきてヒヤリとした。右折した時にブロック塀で死角となった右方向から飛び出してきたのだ。ブレーキを踏み、間一髪のところで停車したため大惨事には至らなかったが、肝を冷やした


▼取材先に向かうときに頻繁に使う道で、見通しが悪く危険を覚える箇所がいくつかある。右折車線に車が止まっていると、対向車線の直進車両は見えにくい。加えてスピードが出やすい線形になっている


▼近年では見通しがよく、幅員も広い走りやすい道路が増えてきているように思う。だからこそスピードの出し過ぎには注意することはもちろん、安全確認の徹底と安全運転意識を向上させることがより重要となってくる


▼年末年始は交通事故の発生件数が増加するという話を聞いた。仕事に追われることにより、気持ちが先走ってしまい事故を起こしてしまうのだろうか。このような時こそ、気持ちに余裕を持った運転を心掛ける必要がある。だが、誰しも気持ちが先走ってしまうと気持ちに余裕を持つことは困難なことだ。そのような時こそ家族の顔を頭に思い浮かべ運転するのも手段の一つではないだろうか


▼交通事故は被害者の人生だけでなく、加害者の人生も狂わせる。子どもを持つ親として、もし小学生に衝突していたらと思うと恐ろしくなる。もし交通事故によりわが子の命が奪われたらと想像すると、加害者を許すことはできない。奪われた命は決して戻ってくることはないのだ。運転者の責任を再度自覚し、安全運転に努めていくことを強く心に誓いたい。(群馬・KS)

厳選されたコンパクトな記事で
ちょっとリッチな情報収集

建設メールはこちら