コラム

2019/12/26

クールビズとは(山梨・TN)

クールビズとは


▼すっかり寒くなった。寒いのは苦手なので電気代を気にせずにエアコンを使ってしまうのは、財布にも環境にもよくないのは分かっている。しかしなんのためらいもなく使ってしまう


▼寒くなったし、しかも環境と言えばウォームビズ(WARMBIZ)だ。この言葉は出てきた当初は頻繁に聞いたが、最近ではすっかり耳にしない。そこであらためて調べてみた


▼ウォームビズとは環境省が行ったキャンペーンで、クールビズの秋冬版。「過度に暖房に頼らない20℃の暖房の適温でも暖かく働きやすい取り組み」として呼び掛けている。具体的な服装としては、背広の場合、スリーピース(上着・スラックス・ベスト)とあるが、衣服や職場環境の温度設定のみならず、食事や食物に対する提言も出ている


▼一方でクールビズ(COOLBIZ)は今でもよく聞く。こちらも環境省によると「地球温暖化対策の一環として、2005年から政府が提唱する、冷房時の室温28℃を目安に、夏を快適に過ごすライフスタイル」と説明。具体的には、省エネ型エアコンへの買い換えのほか、ブラインド、緑のカーテンなどを挙げている。そこで気が付いたのは、ネクタイのことは触れていないことだ。しかしわが社におけるクールビズでは、当たり前だがネクタイを着用していない


▼クールビズのクールは涼しい以外に「カッコいい」という意味もある。ビズはビジネスの省略形。つまりカッコいいビジネスとも掛けている。ネクタイを取ってカッコいいかどうか分からないが、一生懸命働いていればクール(カッコいい)なのではないだろうか。(山梨・TN)


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