コラム

2020/03/04

事故がないよう心がけて(茨城・TI)

事故がないよう心掛けて


▼「廃車にするしかないかもしれない」。愛車の車検を修理工場に持っていった時に言われた言葉である。頭を殴られたような気分だった。自分よりも年上の古い車に乗っており、最近は駆動部関係の不具合が続いていたため、内心「いよいよか」と諦めの気持ちがよぎった


▼結論から言うと、車は直った。当初、不具合が出ている部品がすでに生産中止になっており、代替部品などもなかなか見つからないと説明され、先々を考えると修理よりも別の車を購入するほうが良いのではと勧められた。簡単には諦められなかったので、できる限り修理した上で、それでも直らなかったらそのときは諦めると、ひとまず車を預けた


▼ふたを開けてみると、駆動部ではなく、大本の電子制御系で不具合が出ていたため、他の部品も故障しているように見えていたことが発覚。そちらは外注で修理できるとのこと。車検が終了する2日前に修理部品が戻り、無事に車検を取得。今では車検前よりも調子が良い。迅速な対応には感謝しかない


▼運転免許証の更新時期でもあったため、そちらも行ってきた。以前とはずいぶんと内容が変わっていた。準中型免許の新設や、スマートフォンなどの「ながら運転」の罰則強化。環状交差点の存在は知っていたが、交通方法を知らずに遭遇していたら混乱していたかもしれない。交通事故を起こせば、車は直すことができるが、人の命はそうはいかない。事故を起こしてからでは遅い


▼車は直った。免許も更新した。これからも事故を起こさないよう心掛けていく。強いて言うなら、遠出に付き合ってくれる誰かがほしいところだ。(茨城・TI)


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