コラム

2020/05/28

映画から学ぶメディア(茨城・YK)

映画から学ぶメディア


▼ジャーナリストとは、新聞、雑誌など、あらゆるメディアに報道用の記事や素材を提供する人、または職業である。新聞記者として毎日さまざまな体験をする中で、私たちがメディアから多大な恩恵を受けていることに気付く


▼洋画や邦画関係なく、話題作は基本的に見るようにしている。サスペンス、コメディ、ホラー、アクション、恋愛、アニメなどたくさんあるが、ジャンルは問わない。ある日レンタルビデオ店で、ふらふらしていたところ「新聞記者」というタイトルの映画が置かれており、興味を引かれて即座にレンタルした


▼東都新聞の記者、吉岡(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名ファクスで届く。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある強い思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査を始める。真実に迫ろうともがく若き新聞記者だ


▼そして「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。二人の人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになるという内容だ。ことしの日本アカデミー賞で作品賞、主演男優賞、主演女優賞の3部門で最優秀を受賞している素晴らしい作品である


▼現在、働いている新聞業界の裏側も知れて、業界の流れも学ぶことができて、良い映画であった。また「SCOOP!」(スクープ)という、福山雅治さんが週刊誌のカメラマンを演じている映画もおすすめだ。どちらにも共通するのは、読者が欲しい情報を分かりやすく伝えているということだ。付加価値をつけて情報を提供できるように日々勉強していきたい。(茨城・YK)

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