建設業の未来を拓く (株)日本工業経済新聞社 ホーム 会社概要 サイトマップ お問い合わせ セキュリティーポリシー サイトポリシー
埼玉建設新聞 日本工業経済新聞 茨城版 群馬建設新聞 山梨建設新聞 新潟建設新聞 長野建設新聞


ネタ探しには掛け算を(埼玉・YM) 2020/07/11
ネタ探しには掛け算を
▼外出を控える自粛期間を利用し、購入後なかなか読めなかった本を一気に読んだ。新しい知見を学ぶこと以上に楽しいことはない。外出自粛でも、本は新世界へと案内してくれる。手軽なインターネットと違い、時間をかけて読むからこそ自身の血肉となる実感がある。あとは、この知識をどうやって仕事に生かすかだ
▼仕事柄、記事のネタ探しは永遠の課題だ。記者に限らず、全ての職業が新商品を模索する。この「ネタ探し」は飽くなき探求心と想像力が大きく左右する。それらを養う教材が本であることは間違いない
▼ただし探求心と想像力だけでは個人的趣味にとどまってしまう。仕事の応用には「掛け算」の力が必要となる。例えば鉄道好きな人が、ある駅が来年で開設80周年だと知る。そこで「来年は記念品を購入しよう」で終わるか、建設新聞と結び付け「記念特集を組もう」と動くかで未来は大きく変わる
▼本は掛け算の代表だ。巻末の参考文献には数十冊の書籍が掲載されている。全て「何かと何か」の掛け合わせで「参考文献が参考にした文献」を組み合わせると、一冊の本は数万冊の集合体と言える。物理学者アルベルト・アインシュタインが人類最大の発明に「複利」を挙げたように、本を読んで得た知識(利益)が新たな知識を生み、将来的に自身の助けとなる
▼読書習慣がない人は実体験や周囲から学ぶが、その成長には限界がある。また購入するだけ、読むだけの「読書のファッション化」も時間を浪費しているに過ぎない。新世界への掛け算は人生における参考文献の質を高め、量を増やし、複利の力を生かすことだ。(埼玉・YM)
ページトップ