コラム

2020/08/20

進化する道の駅に期待(茨城・TT)

進化する道の駅に期待


▼道路利用者のための休憩施設や情報発信機能などを備えた「道の駅」。全国には1180カ所(2020年7月1日時点)が整備されており、今や旅の目的地として訪れる人が多いのではないか


▼リクルート社が発信するじゃらんニュースによると、「じゃらん」全国道の駅グランプリ2020で1位を受賞したのは宮城県の「あ・ら・伊達な道の駅」、次いで「道の駅猪苗代」「道の駅伊勢志摩」の順という結果になった。施設に行く目的で一番多かったのは「ドライブの途中で休憩するため」、次いで「地域の特産品などお土産を買う」「直売所で買い物」「テイクアウトメニューを買う」ためと、2位以下は全て食に関する回答になっている


▼茨城県内には14地区、14カ所に整備されており、県内初の登録は城里町の「道の駅かつら」。しかし近隣にある橋梁の架け替えや、施設の老朽化などを理由に移転が計画されている。近年の道の駅を取り巻く環境も変わりゆく中、思い切り生まれ変わる道の駅も多くなってきている


▼転勤して4年目を迎える現時点で13カ所の道の駅を巡り、残すところあと1カ所となった。道の駅の一番の魅力は、その土地土地の名産品やそこでしか味わえない食べ物があることだ。また土地勘のない者にとっては、国道沿いに設置されている立地条件から、通過するまちの様子や風景などを感じることができるのも楽しみの一つ


▼地域の活性化に大きく貢献する同施設も新型コロナウイルスの影響で苦戦を強いられているが、県内では新設や拡充計画もある。ますます進化する道の駅から目が離せない。(茨城・TT)


厳選されたコンパクトな記事で
ちょっとリッチな情報収集

建設メールはこちら