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死亡事故ゼロに向けて(群馬・KS) 2020/10/31
死亡事故ゼロに向けて
▼労働災害の防止は建設業だけでなく、他の産業においても、非常に重要な課題となっている。各建設会社が開催している労働安全衛生大会には労働基準監督署の職員も参加し、参加者へ労働災害の発生状況や労働災害事例などを交え、労働災害防止に向けた啓発を行っている
▼ある森林組合で過去に死亡事故が発生した。伐倒木が近くにいた他の作業員を直撃したのだという。亡くなった作業員の家族はもちろん、伐倒作業を行った作業員自身も大変ショックを受けていたと聞いた
▼この話を受け、これまで口頭での説明だけであったものを現場ごとに作業範囲を示した測量図面のほかに、ツル絡まりの木が多いことなど伐倒作業で注意すべき点を作業指示書としてまとめ作業班長に渡すように変化させた。また、作業班長が現場から事務所へ戻ってきた時には、忙しくてもその日の作業で気になったことや困ったことなどを聞くようにしたようだ
▼ツル絡まりがひどく、無理に伐倒すると危険なため、ツルのみを伐(き)って伐倒はしなくてもよいかなど労働災害から身を守るために、それぞれの立場でできることを行うことで職場全体で事故を減らそうとしているという話を聞いた。情報を一人でも多くの人と共有することで、より良い判断をすることができたのではないかと思う
▼忙しいときこそ、少しでも危険を感じたら、一旦(いったん)立ち止まって危険を回避するための手段を考えることも重要なのではないだろうか。また、自らが感じた危険について同僚と話し合い、情報共有を図ることも重要だ。今一度、労働災害防止へ意識の高揚を図っていくべきだ。(群馬・KS)
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