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慣れか惰性か安全意識(茨城・YM) 2021/01/30
慣れか惰性か安全意識
▼フルハーネス型墜落制止用器具の着用を義務化する改正労働安全衛生法の施行から、2月1日で2年が経過する。2022年1月には、従来規格品の販売・着用が禁止となり、本格的な運用が開始される。まだ準備ができていない現場では安全のために、早めに切り替えて慣れてほしい
▼現場取材で「フルハーネスを初着用の人は従来の感覚で動いてしまい、突起物などにフルハーネスを引っかけて危険行動になってしまう場面がある」と聞いたことある。「惰性」による行動は、ミスや危険が生じやすい。命を守る器具が命を危険にさらしてしまっては元も子もない
▼現場は危険だからこそ「安全第一」を大きく掲げ、お互いに「ご安全に」と声を掛け合い、指差し呼称を行い、5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)を推進している。どれも命を守る大事な取り組みだが、惰性で取り組んでいては形骸化してしまう
▼「慣れ」と「惰性」の違いは「意識の有無」にあるのではないだろうか。例えば、安全を常に意識することに慣れている人は、危険予知が働いて危険を回避できやすくなる。一方、以前も大丈夫だったから大丈夫だろうと従来の感覚通り惰性で動く人は、危険予知が働かなくなってしまう
▼これから年度末にかけて、多くの工事が完成する。決められた工期で納品するため、昼夜問わず働く現場もあるだろう。緊張と責任から心身ともに疲弊してくると危険予知が働きにくくなってしまう。だからこそ、安全に対して意識を持つことに普段から慣れてほしい。そして、全ての工事が工期末に無事故で完成することを願っている。(茨城・YM)
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