コラム

2021/02/04

気持ちと距離に余裕を(新潟・YY)

気持ちと距離に余裕を


▼新潟県内は今冬、すでに何度か大雪に見舞われた。朝、家を出てから2時間、机に向かい仕事を始めなければならない時間だがまだ道のりの半分ほどだ。どんどん渋滞が酷くなり、この1時間で進んだ距離は500mくらいだろうか。一体、目的地まで何時間かかるのだろう


▼大雪のせいで道幅が極端に狭く、前後に車がびっしり連なっている。Uターンはできない。ルート変更はほぼ無理だ。スマートフォンの地図アプリを使って所要時間を検索してみると現在地から目的地の職場まで1時間15分と出た。普段から到着予定時刻をかなり正確に示してくれるため信頼しているアプリだ


▼結果はどうだったかというと、ルート検索をした時点から2時間20分を要した。途中、交差点近くで数台前の車がスタックし、足止めされ、大型車とのすれ違いでは四苦八苦。ルート検索時点で想定されていなかったことが多々重なり、ずいぶんと時間がかかった。途中、心の余裕がなくなり多少強引な運転をすることもあった


▼長い時間、冬の悪天候下を走っていると、いろいろな道路状況に遭遇する。除雪された雪壁が迫る細い道、アイスバーンやブラックアイスバーン、ホワイトアウトなどなど。どれも適切なスピードと車間距離を取っていなければ重大事故につながりかねない状態だ


▼アイスバーン上を走行中、ちょっとしたスリップを経験したことがある人は多いはず。衝突や追突事故にまで発展した人もいるかもしれない。少なくとも適切な車間距離と速度を保つことで追突事故を防ぐことができる可能性は高い。雪道は気持ちと距離に十分な余裕を持つことが大事だ。(新潟・YY)


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