コラム

2021/02/09

日本の安全管理(山梨・TN)

日本の安全管理


▼日本は言うまでもなく安全な国とされる。そこで世界の平和に関するランキングについてインターネットで調べると「世界平和度指数」というものが出てくる。この指標はイギリスの経済紙が144カ国を対象に24項目にわたり調査してまとめたものだそうだ


▼2019年は1位がアイスランドで、2位がニュージーランド、3位はポルトガル。年ごとに追ってみると上位に入ってくる国は常連が多い感じだが、3位のポルトガルは15年が15位となっており、それまではトップ10には入っていなかった。シンガポールも徐々に順位を上げている


▼気になる日本はというと19年は9位。当然のごとく1位かと思っていたが違う。ただし、この指標の基準は治安のみだけでなく、内戦や近隣国との関係などが含まれているからだろう。いずれにしても日本は超優秀なのは間違いない。一つ懸念があるとすれば平和ボケにはならないように気を付けたい


▼これまでは日常生活の話。では建設産業の安全はどうだろうか。犯罪や戦争の話ではない。やはり事故など危険度が高いかどうかということだ。こちらもネットで検索すると「日本では安全管理が徹底している」などと書かれたサイトを少なからず見かける。また、少し前ではあるが、12年に海外建設協会がホームページでまとめた特集「海外の現場における安全管理」でも外国ではヘルメットや安全靴を着用していないこともあると書かれている


▼日本の建設産業における技術はレベルが高いと言われている。技術力が高く、安全に対する意識も高い。やはり世界に誇れるのは間違いない。(山梨・TN)


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