コラム

2021/05/26

日本語のルーツを調べて(山梨・TN)

日本語のルーツを調べて


▼最近、日本語のルーツについて知りたいと思ったが「これぞまさしく」といった説が無いらしい。何かないかと考え、代用品というわけではないが漢字について調べてみた。漢字は当たり前に使っているので気にかけてもみなかったが、とりあえずインターネットに頼る


▼漢字は、中国古代の黄河文明が発祥。四大文明で使用された古代文字のうち、現用される唯一の文字体系だという。しかもその数は約10万字に上るとされる。知らなかったのは日本と中国以外でも漢字を使用している国もあること。香港、マカオ、シンガポールは公用語として利用しており、仲間がいることに、なぜか安堵感を覚えた


▼また漢字は平仮名の元となっていることを知っている人は多いはず。平仮名は奈良時代から存在していたとされ、「あ」には「安」、「い」には「似」、「う」には「宇」という文字を割り当てて作られたとされている


▼ここで中国人が分からない漢字を書く場合どうするのか疑問が湧いた。ヤフーのQ&Aを見ると「知り合いの中国人に聞き同じ音の漢字を書けば、文脈で分かってくれる」「意味が近い英語や、ほぼ同じ意味の中国語の単語を書く」などの回答が寄せられていた。平仮名を開発して使い続けているのは効率的だろうとあらためて感じた


▼最後に漢字の成り立ちを表す例を一つ。傾きがないことを示す水平という単語は、「水」という言葉を使い建設業には縁が深い。水という漢字は水の流れを表しているとされるが、よくよく眺めていると、人が両手を伸ばして水平に保とうとして立っている姿に見えるのではないのでしょうか。(山梨・TN)


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