コラム

2021/06/22

捨てる作業も大切(新潟・SS)

捨てる作業も大切


▼自宅のクローゼットにはまだ冬用のジャケットやスキーウェアに加え、今冬、1回も着ることのなかった昔購入した革ジャンなどがハンガーに掛ったまま。何年も着ない服がクローゼットを占拠しているせいか、衣替えの作業は年々億劫(おっくう)に感じる


▼長年、無料・無制限で使え、携帯電話やPCの写真をバックアップしてくれていた「Googleフォト」が6月から容量制限が加わり、15GBまで無料、それ以降は容量に応じた料金が必要になった。アプリなどで自動バックアップの設定を行えば、自宅Wi-Fiなどを経由して写真を自動でクラウドストレージに保存してくれる


▼自分の携帯電話に保存されている写真を見ると、メモ代わりに撮影した資料やスクリーンショット、ピンボケ写真、愛犬を撮影して同じようなカットが何枚も連続しているものなど、本当に記録しておきたい写真よりも不要な写真の方が多い。不要な写真を削除して整理をすれば無料の15GB以下には収まりそう


▼大切な写真をバックアップすることは大事だと思うが、いままで通り全ての写真を保存しておくのは正しいことなのだろうか。ミスショットやメモ用の画像などが多くなれば多くなるほど、大切な写真を見つけ出すのが大変になってくる。大切な写真だけを残すことで大切な思い出へのアクセスも簡単になるはず


▼Googleフォトの有料化をきっかけに携帯電話内の写真を整理した。簡単にたくさんの記録が残せるからこそ、捨てる作業も大切。まだ終えていないクローゼットの衣替えの作業だが、写真同様に不要な服を捨てることはできるだろうか?(新潟・SS)


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