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事故が起きない対策を(山梨・TH) 2021/07/31
事故が起きない対策を
▼千葉県八街市で起きた児童5人が死傷した交通事故が営業先で最近話題に。小学生の列にトラックが突っ込んだ。現場は幅員およそ7mの歩道のない直線道路で道幅が狭い。今後、全国各地で同じ様な事故が起きても不思議ではない
▼この事故で2012年に発生した京都府亀岡市の集団登校時の事故を思い出す。全国各地で通学路の一斉点検を行い、今でも毎年継続している自治体もある。事故をきっかけに「自動車の運転により人を死傷させる行為の処罰に関する法律」が制定され、無免許運転による罪の加重も明文化。自動車運転免許証更新の教習で指導員からよく聞かされた
▼その当時は山梨県内でも一斉点検をして歩道や道路標示などの整備が進められ、各市町村が通学路交通安全プログラムを作成した。学校関係者が通学路を点検し、危険箇所は各行政機関が連携し随時対策を実施する
▼最近はコロナ禍で自治体の予算が逼迫(ひっぱく)し、歩道や道路標示整備まで手が回らない。その中でも、全国道路標識・標示業協会は「子どもを守ろうプロジェクト」(ボランティア活動)を毎年継続している。山梨県支部では毎年交通量が多く、危険性が高い通学路に「通学路注意」などの路面標示作業を行い、自治体関係者から感謝の声も多い
▼八街市の事故発生で、通学路の一斉点検が再び注目されている。多くの自治体も例年より前倒しして、危険箇所対策を進めるだろう。ただ問題やトラブルが発生してから対処する「後手後手」体質なのが残念だ。厳しい財源の中で優先度を見極め、運転者にスピードを出させない注意喚起の対策をまずは講じてほしい。(山梨・TH)
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