コラム

2021/07/06

趣味存続の対応策は(山梨・SA)

趣味存続の対応策は


▼ことしに入ってからだろうか、長年続けている趣味に滞りが生じ困っている。新聞のスクラップだ。愛読するスポーツ紙が買えなくなり、趣味の存続危機にある


▼新聞の内容は特にモータースポーツの情報が豊富なスポーツ紙で、決まって週明けの仕事帰りにコンビニエンスストアで手に入れていた。購入時は大体1部しか残っておらず、毎回間一髪の思い。それが何者かの優先客の購入により情報を仕入れることができなくなり、毎回涙をのむことに。欲しいものが売り切れてしまう経験に思い当たる読者の方も少なくないのでは


▼当該のスポーツ紙は自動車レースのF1やINDY500など国内外の結果を紹介。きれいな写真で掲載されるため、自動車ファンにとっては貴重な情報源。これを100円均一で買ったノートに貼り付けては読み返して楽しんでいた。コロナ禍に入る数年前から進めて冊数も増えてきたところ。今は巣ごもり状態が続く中での趣味としては最適と思い継続していた


▼今年のF1は日本人ルーキーの角田裕毅選手の活躍が目覚ましい。世界の壁にもがくレースが続くも、たくましい成長が見える。角田選手の活躍もあってか見えない誰かと目的の新聞を買い争う状況になったのならば、少し複雑な気分だ


▼新聞が買えなくなった対応策に、レース結果の必要な部分をノートに書き残すことにした。自身の文字は汚いため、見やすい字への補正に期待したいところ。それとも今は新しい趣味を探す分岐点に居るのだろうか。趣味の充実は仕事にもつながると聞く。模索をしながらWithコロナの今を有意義にしたいこのごろだ。(山梨・SA)

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