継続することの難しさ（長野・ＲＭ）

継続することの難しさ

▼物事を継続することは口で言うほど簡単ではない。内容にもよるが、習慣化するまでに60日ほど必要とも言われており、やる気や気合いだけで長続きさせることは難しい。学生時代は毎日のように授業や部活動などで体を動かしていた。しかし、社会人になってからほとんど運動をしていなかった

▼健康診断でよろしくない数値を突き付けられ、重い腰を上げジムに通うことを決意した。初日は軽く身体を動かしただけだったのだが、一日経過してから筋肉痛がやってきた。毎日運動していた時はすぐに筋肉痛がきていたのに「歳をとった」。ぽろりと言葉が漏れ、学生時代の自分に感心した

▼もともと走ることが得意でないため、自分でも続けられるのか半信半疑だった。通い始めて間もないのに、筋肉痛がしんどい。仕事でいつもより疲れた、などと理由をつけ、行かないこともあった。それでも、このままでは健康的によくないと思い、乗り気ではない気持ちを抑え通うようになった

▼週に２～３回のトレーニングを１カ月ほど続けていると、楽になったと感じるようになってきた。少しずつ体力や筋肉が付き、体重も少しずつ落ちてきた。目に見える結果として成果が出ると、がぜんやる気が出てくるものだ

▼ジムに通い始めて３カ月ほどたち、通うことが当たり前になってきた。今までと比べると体力も付き、トレーニングの強度も上がってきた。なによりも、家に帰ってから何もしない時間が無駄だと感じていて、有意義な時間の使い方ができていると実感する。これからもジムに限らず、やると決めたことは目標達成まで継続していきたい。（長野・ＲＭ）