コラム

2021/11/06

引退する選手に期待したい(群馬・KO)

引退する選手に期待したい


▼プロ野球の日本一を決定する日本シリーズが今月20日から始まる。それと同時にシーズン終盤を迎え、今季限りで引退するプロ野球選手の引退試合やセレモニーの開催をたびたび目にする時期ともなった


▼ことしは特にチームの顔として活躍してきた選手の引退も目立ち、中でも平成の怪物と呼ばれた西武ライオンズの松坂大輔投手や読売ジャイアンツで17年間戦い抜いた亀井善行選手、ハンカチ王子と評され、甲子園を沸かせた日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手などが球界を去る


▼そんな中、9月4日に通算2000本安打を達成した西武ライオンズの栗山巧選手と西武建設がプロデュースする企画型住宅「西武ハウス栗山巧の家」の販売を行っている。栗山選手は20年のキャリアを誇る選手。西武ライオンズ一筋で、球団生え抜き選手の2000本安打は球団初の快挙となり、継続的に活躍を続ける名選手だ


▼プロデュースした家の特徴は、戦い続けるためのパワーの源に「家族同士のコミュニケーション」を掲げる栗山選手の考えを多く盛り込んだ。リビングやダイニングはリラックスできるように2階に設定。芝を連想させる新緑のカーペットなども設け、家族全員の過ごし方が充実するような仕掛けが施されている


▼栗山選手のような現役選手がプロデュースした企画型住宅はプロスポーツ界では極めて異例なこと。引退した選手たちには日々、戦い続けてきた戦士だからこそのアイデアを盛り込んだ住宅のプロデュースにぜひ、挑戦していただきたい。今後、スポーツ選手のアイデアを取り入れた住宅は戸建て人気に一役買うかもしれない。(群馬・KO)


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