県県土整備部は、鎌ケ谷四本椚県営住宅の第２期建設工事を２０２７年度に発注し、複数年かけて施工する。工事費については「公営住宅標準建設費」内となるよう設計を進める。計画地は、鎌ケ谷市初富字四本椚７２６―１ほかの敷地面積１万１４０６・38㎡。第１期敷地の北西側隣接地に、２号棟と３号棟を建設する。２号棟はＲＣ造４階建て、住戸数59戸、延べ床面積約２６００㎡。３号棟は、ＲＣ造４階建て、住戸数47戸、延べ床面積約２２００㎡の計画。

　基本計画段階における住戸構成は▽１ＤＫ一般＝約35㎡、18戸▽１ＤＫ高齢者＝約35㎡、25戸▽２ＤＫ一般＝約45㎡、28戸▽２ＤＫ高齢者＝約45㎡、10戸▽２ＤＫ車いす＝約45㎡、２戸▽３ＤＫ一般＝約55㎡、10戸▽３ＤＫ高齢者＝約55㎡、４戸▽３ＤＫ車いす＝約55㎡、２戸▽３ＬＤＫ＝約65㎡、７戸。

　そのほか、集会室１室、駐車場75台（車いす用４台を含む）、駐輪場１０６台、エレベーター２基、ごみ置き場１か所を整備する。

　上水（県営水道）と都市ガスは白井市道、、電気は鎌ケ谷市道から引き込む。下水は合併浄化槽３００人槽で処理。調整池、防火水槽40m3を設置する。

　５日に、基本・実施設計業務委託の総合評価方式一般競争入札を公告した。25日まで入札参加資格確認資料および技術資料の提出を受け付け、10月９日に入札参加資格確認結果を通知。15日と16日に入札書の提出を求め、17日に開札する。委託期間は27年３月10日まで。

　入札参加資格は、県の建設工事等入札参加業者資格者名簿の建築関係建設コンサルタント業務に登載され、過去15年間に１棟の延べ床面積が１３００㎡以上の建築物の新築または増築に係る基本設計もしくは実施設計業務を元請けとして履行した実績のある一級建築士事務所。