諏訪市が初の電子入札対象案件の入札手続きを開始した。市内本店、舗装A・B級を対象とした舗装工事で、入札書の提出期間は9月11日から16日午前10時まで。開札は同月16日午後11時に行う。
対象工事は「「和7年度県道諏訪白樺湖小諸線・市道2-7号線路面復旧舗装工事(合冊)」(岡村二丁目、上諏訪)。入札方式は事後審査型一般競争入札。工事概要は路面切削工A3089㎡、表層工A3089㎡、打換え工A502㎡、区画線工一式、薄層カラー舗装A130㎡、既設水路復旧工一式。工期は12月24日。
財政課は「今回の工事は舗装A・B級対象で、県工事の入札にも応札し、電子入札に慣れている企業の参加が見込まれることが適用理由の一つ」と話し、今後の方針について「いっぺんにというわけにはいかないが、順次拡大していきたい」とした。
電子入札の対象区分は建設工事、委託業務、製造の請負及び物件の買入れ。財政課によると「まずは事後審査型一般競争入札を採用する案件(工事および業務)の中から抽出する。将来的には一般競争入札、指名競争入札、随意契約にも拡大していく」。
なお、電子入札の対象案件であっても当面は紙による入札を認める。