2006/08/17
東京都福島都市整備局技監就任会見
「永続可能な都市を」
福島都市整備局技監就任会見
東京都
東京都都市整備局の福島七郎(ふくしま・しちろう)技監は就任インタビューで、「都市基盤整備
、市街地整備、計画部門も含めて、守備範囲が広い。いろいろな課題に対応して、局の仕事を円滑に
回すよう局長を補佐していきたい。また、次の代、次の次の世代を担っていく職員を一人でも多く輩
出したい」と抱負を述べた。
街づくりについては「打ち上げ花火で終わってはいけない。永続、持続可能な都市を視野に入れな
ければならない」と話している。
都内の基盤整備は、複数のエリアで大規模に進められている。「大手町・丸の内・有楽町は、日本
を代表するビジネスセンターとして、順調に整備されてきている。品川は、次の代の“環境”をキー
ワードにした都市整備として、今年中にガイドラインをつくる。10年20年先の、新しい東京の拠
点にしたい。渋谷は(地下鉄)13号線が開業するので、交通基盤整備を生かして、厚みを持った市
街地整備をしていく必要がある。これから、具体の整備計画を作る」と、今後の展開を語った。
また景観行政に関しては「成熟都市の重要なテーマ。今までは川などの自然系をやってきたが、建
物に着目した景観を体系化することがポイント。今後、都市整備局の重要な仕事になる」と話してい
る。