2007/07/17
都市機構廣兼業務企画部長就任会見
◎「リスク管理が重要」
◎廣兼業務企画部長就任会見
◎UR都市機構
UR都市機構の廣兼周一(ひろかね・しゅういち)業務企画部長は就任会見で「非常にやりがいの
ある、自分の経験を生かせる仕事」と抱負を述べた。
公団から機構になったことで、「土地を買ってから造るところまで全部やるフルセット型から、民
間誘導するプロデューサー型に変わった」と話す。業務企画部の役割については「入口の仕事。機構
としてどういう貢献ができるかを考えていく。そして事業化した段階では、プロジェクトの執行管理
、リスク管理を行う」と語る。
また「民間が進出しづらい部分に対して機構への期待は強いので、応える体制を考えていかなけれ
ばいけない」と認識している。リスク管理については「あるリスクが顕在化してきた時、最小限に抑
えることが重要」と考えを述べた。
機構の若い人材に日頃伝えていることを尋ねると、「仕事をするうえで必要な組織と組織の信頼感
は、そこに携わる個人と個人の信頼関係が大切」という答えが返ってきた。
【略歴】
昭和25年生まれ。昭和49年日本住宅公団入社。平成16年西日本支社業務第1ユニット総括リーダー、
平成17年本社業務第二部長などを経て、6月1日より現職。