2007/09/26
冬柴国交大臣就任会見
◎200年住宅を推進
◎冬柴国土交通大臣が会見
◎国土交通省
冬柴鐵三国土交通大臣は26日、就任会見を開いた。大臣拝命の際、福田康夫総理大臣から「20
0年住宅を推進して欲しい」という言葉を受け、「住生活基本法の目指すところは、良いものをつく
り適切に保守管理を行い長く使っていく、という思想。200年持つということは、社会資産のひと
つとなり、街を構成する要素の一面が強くなる。我々の仕事は、修繕の経歴など評価ができるよう、
中古住宅市場の環境を整えること。耐震や環境、バリアフリーと合わせ、200年住宅を考えていか
なければならない」と意気込みを語った。
観光庁(仮称)の設置については「観光立国基本法もでき、基本計画が閣議決定された。110人
ぐらいの体制で強化し、国土交通省全体で取り組む気構え」と話す。
道路特定財源に対して「負担だけを押し付けるのでなく、受益と負担のバランスが大切。年末まで
に中期的に整備を進める道路を明らかにし、理解を得なければならない」と述べた。
国土交通分野の環境対策では「物流の効率化や公共機関の利用促進、建築物の性能向上などを進め
ていく」とした。