2007/10/09
国交省平井たくや副大臣就任会見
◎未来見据え国土づくり
◎平井たくや副大臣が就任会見
◎国土交通省
平井たくや国土交通副大臣は2日、就任会見を開いた。国土形成計画や次期社会資本整備重点計画
について「各地域の環境の変化に合わせ、見直していくことが重要。事業費の問題もあるが、20年
、30年のスパンで未来に対する整備が必要では。政治家として、次世代にどのような国土を残して
いくか、座標軸を見出していかなければならない」と述べた。
安心・安全な国づくりへは、最重要任務ととらえ「防災対策に係る社会資本整備をしていかなけれ
ば。老朽化した施設の耐震化や補強、メンテナンスを含めて検討していく必要がある。また予防や減
災へ、情報を共有できるような形にならないといけない」と語る。
また議論が進む道路特定財源の見直しに関し「基本は納税者の理解を得ること。こういう観点で見
直していくのでは。地域の要望はほぼ道路であり、地域の活性化や再生などを具体化していく中で道
路整備を行うことが重要な位置付けになるのではないか」とし、策定作業が進む「中期道路整備計画
の内容が非常に重要」と話す。