2007/10/10
東京都猪瀬副知事就任インタビュー
◎新分野進出が必要
◎猪瀬直樹副知事に聞く
◎東京都
東京都の猪瀬直樹副知事は、建設業界に対し「建設事業が減るのは仕方がないが、今後はメンテナ
ンスの需要が出てくるだろう。しかし、創意工夫し色々な分野に進出していくことが必要だ。農業や
介護など、公共によりかかる形ではいけない」と主張する。
事業が進む圏央道など３環状道路整備については「圏央道の整備では建設費がかさみ、この反省を
活かさなければ。３環状道路が整備されれば渋滞の緩和に繋がり、まだまだ東京は活性化できる。都
市だからこそ、より快適な環境がつくる必要がある」と話す。
地方分権には「政府の地方分権改革推進委員会が基本的な考え方を発表し、中央政府と対等・協力
関係にある地方政府という位置付けに変えた。法律や省令、通達など様々なしばりによって自由度が
きかなくなっている。オンリーワン、それぞれの目指せる創意工夫ができなければならない」と述べ
る。
