2015/08/07
東京建設業協会 松村専務インタビュー
東京建設業協会(東建)の専務理事に今年5月に就任した松村博(まつむら・ひろし)氏。「協力会社含めて業界全体が元気になるよう努めたい」と抱負を語る。
松村氏は「東建は会員あっての会。会員のために何ができるのかが大事」としながら、一方で「元請会社の集まりでもある。元請だけでは工事は完成できない。協力会社も含めて業界が一緒に元気になることも考えなければならない。そのために少しでも役立ちたい」と言う。
そこには東京都職員時代の体験がある。河川部管理課長のとき、都内に洪水被害があった。「大雨の中、護岸のくずれたところに大型の土のうがしっかりと積み上げられているのを見て、建設業にはすごい底力があると本当に驚いたし、感心した」と振り返る。
「建設業の仕事は人のためになっている。生活を支えている。それは建設業の魅力でもある」と話し、「そういう建設業の魅力や役割の発信もちゃんとやっていきたい」と意気込む。