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栃木県宇都宮市

総合運動公園整備、休憩施設建設に配分を決定

1999/12/27 日本工業経済新聞

 宇都宮市緑化フェア推進室は、十二月補正予算で一億五千万円の事業費を得た、総合運動公園(西刑部町・平塚町、約三三ha)の整備について、主に公園中心部付近に整備する休憩施設の建設に配分することを明らかにした。緑化フェア開催期間中は来園者の休憩の場などになるほか、フェア終了後も活用できる恒久的な施設とする。設計は、(有)塩井建築事務所(二宇都宮市)が二百三十万円で担当。工事は来年二~三月ごろに発注となる予定。

 休憩施設の建設場所は、公園中央部のプレイガーデン西側付近を適地として着目。フェア期間中は、来園者の休憩・憩いの場として公園に付随する展示などを実施。フェア終了後も、各種講座などを開催する場として活用していきたい考え。

 間取りなどの詳細は設計の中で詰めていくとしながら、現在のところ木造平屋建て五十坪程度の規模を想定。外観は丸太組みのログハウス風として、周囲の環境との整合を図りたい意向。補正分ではこのほか、四阿や植栽などの整備も予定している。

 総合運動公園は、来年九月から開催される第十七回全国都市緑化とちぎフェア(マロニエとちぎ緑化祭二〇〇〇)の宇都宮会場として鋭意整備が進められており、今年度当初予算分では駐車場、西側エントランス、せせらぎ水路、園路、植栽・修景などの整備を実施している。



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