群馬大学科学技術振興会は28日、桐生地域地場産業振興センターで「平成16年度群大科技振セミナー『Bコース』」を開催した。
今回は「バイオマス・ニッポン群馬版は地域産業にならないか」を課題に、農林水産省大臣官房環境政策課資源循環室の藤本潔室長から「『バイオマス・ニッポン総合戦略』と地域産業との連携の可能性」について講義があり、その後、昼食を挟み群馬大学工学部生物化学工学科の宝田恭之教授と(株)日本計画機構環境システム開発部の亀山光男取締役部長から「バイオマス・エネルギー産業の実績と将来」について、群馬大学機器分析センターの滝上昭治助教授から「バイオマス資源化産業のいろいろな実例」についての説明がされ、休憩後には県新政策課科学技術振興室の上石洋一室長が「群馬県の方針と新計画」について説明。最後に同振興会の大谷杉郎理事長の司会で、藤本室長、宝田教授、亀山部長、滝上助教授、上石室長と群馬大学工学部の黒田正和教授をパネラーに討論が行われ終了となった。