学校法人・新潟総合学園(池田弘理事長、新潟市北区島見町1398)は、新潟医療福祉大学の第2講義棟と第4体育館の新築工事の施工者を福田組に決定した。第2講義棟はS造3階建て、延べ床面積約5000㎡、第4体育館棟にはS造2階建て、延べ床面積約2000㎡を想定。2016年度の供用開始を目指し、20日には地鎮祭を執り行う。
14年度に開設した新学科を含み、全体的な定員の増加に対応するため、新たに校舎および体育館を建設するもので、新潟市北区島見町1398地内の同大学校内(敷地面積7万2337・05㎡)の既存体育館棟と第3体育館脇にあるグラウンドへ建設する。
第2講義棟と第4体育館をあわせた計画の概要では、建築面積2万4069・18㎡のうち、新築部分は3805・31㎡。延べ床面積は、全体5万3854・14㎡に対して新築部分は7068・53㎡となる。基礎工法は既製コンクリート杭。高さは第2講義棟が15・7mおよび第4体育館は16mで計画する。
また既存の実験実習棟(延べ床面積約1500㎡)の内装改修工事も計画しており、文部科学省からの定員変更の認可を待ってから施工者の選定を進める考えで、文科省の認可は6月ごろとなる見通し。工事は16年2~3月にかけて実施する。
設計は、いずれもクレイズプラン(新潟市中央区)が担当している。