国土交通省は吉本興業グループと一緒に建設業女性活躍応援キャンペーンを展開する。建設業に対する認知度が低い女性や若者へ魅力を伝えるため、人気お笑い芸人・おかずクラブをメーンキャラクターに建設業で活躍する女性の姿を取り上げ、建設業の魅力を発信するグループ「おうちクラブ」を結成し、各種イベントでのプロモーション活動や未来の建設業を担う女性の育成などに取り組む。
また、全国47都道府県の「住みます芸人」が住んでいる地域において建設業の最前線で活躍する女性を発掘するほか、高校・高専などへの訪問を計画。おかずクラブや女性芸人は実際の建設現場で作業体験も行う。さらにインタビューや現場体験を踏まえて建設業の魅力を炙り出すようなキャッチフレーズも考案する。
17日のお披露目会見で、おかずクラブのオカリナさんは「どの業界でも女性がどんどん活躍している。建設業界もそうなってもらいたい」、ゆいPさんは「まだまだ知らないことが多いので、直接現場に行って、いろいろなことを伝えていければ」と抱負を語った。
応援に駆けつけた俳優の哀川翔さんは「細かいところに気が付く女性が建設業に携わることはいいこと」と話し、元・左官職人でタレントの西方凌さんは「女性は(左官業に)入る時点で門前払いだった。このような応援があると女性は心強い」と期待を寄せた。
【写真=おかずクラブを中心に「おうちクラブ」が結成された】