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村瀬組安全大会で山雅の大月会長が講演

2016/08/27 長野建設新聞

株式会社村瀬組(村瀬直美代表取締役、松本市里山辺)は23日、同社で安全大会を開き、安全への認識を再確認したほか、サッカーJ2松本山雅の大月会長を招いての講演では、未来をテーマとした内容に出席者は熱心に聞き入っていた。

安全大会には社員や協力会社などからおよそ60人が出席。冒頭のあいさつで村瀬社長は「協力会社や関係皆さまのおかげで当社はここ4~5年重大事故もなく感謝申し上げる。本日の安全大会では2~3お願いすることもあると思うが、本日は松本山雅の大月会長を講師に招き、講演のテーマであるこれからの未来について、自分たちが感動できる未来の話をうかがうことがプラスになると思う。仕事をやるうえでも夢のあるまちづくり、子どもからお年寄りまでつながる社会づくりに建設業が一翼を担うことができる夢やビジョンを示すことがやりがいや生きがいにもつながる。大月会長の話を聴き、夢のある松本を一緒につくっていきたい」と呼びかけた。

続いて、同社安全担当の大久保氏は「熱中症が一つの課題。私たちの8月のスローガンは『水分・塩分しっかりとって絶対防ごう熱中症』。まだまだ油断できない暑さに気を付けてほしい。建設業の三大災害がなかなか減らない。現場はそれぞれ違う環境であり、しっかり準備しなければならない。作業では打ち合わせをして声をかけあってほしい。仕事をするうえでは健康第一。体調が悪い時は無理をせず、想定外のことを想定しながら対応しなければならない。健康で事故のないようお願いしたい」と注意点をあげて一層の協力を求めた。

その後、講演に移り、株式会社松本山雅の大月弘士会長が、同社の企業理念でもある「未来への夢と感動へのチャレンジ」をテーマに講演。松本山雅の黎明期から今日までを振り返り、市民やサポーター一人ひとりが輪になって広がり、「自分たちがJリーグのチームを創るんだ」という意識が成長の原動力になったと強調。そして、50周年を期に50年先のビジョンを考えた時、アルウィンの改修を長野県に要望していくとともに新たに街中多機能複合型スタジアム「信州ドリームパーク」(仮称)を構想。ドイツを中心に視察を行う中、スイスのような収益力のあがる多機能複合型スタジアムをめざし、周辺に施設を併設して試合開催日以外でも多くの人が訪れるスタジアムとし、「松本を活性化させる一助にしたい」と語った。

村瀬社長 山雅の会長が講演

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