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峡南3高校を再編し、市川高校と隣接地に

2016/09/24 山梨建設新聞

 峡南地域の県立高校の再編について、後藤斎知事は県議会での所信表明(21日)で、「増穂商業、市川、峡南を再編して1校とし、新たに設置する総合制高校は、現在の市川高校およびその隣接地とする」と説明した。

 今後については「平成32年度(2020年度)の開校を目指し、新設校の整備に必要な敷地面積の確定を行うほか、教育課程などについて、より具体的な検討を進めていく」と述べた。

 県では、峡南地域の高校再編で本年度、学校関係者や地元代表者で組織する地域会議を設置し、あり方を検討。委員の理解を得られたことを受け、新設校は、普通科、工業科、商業科で構成する単位制の総合制高校とし、定員は、将来の進学見込者などを勘案して1学年280人程度とすることにした。

 設置場所については、早期の開校が可能で、交通の利便性が高いことを踏まえ、現在の市川高校とその隣接地とする。

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