三条市は、スポーツ・文化・交流複合施設基本設計および実施設計プロポーザルで環境デザイン研究所(東京都)の提案を最優秀に特定した。参加表明6者のうち5者を1次審査で選出。次点は梓設計(東京都)だった。設計費は2億5999万円以内を設定する。
場所は、荒町2地内の旧体育文化センターと総合体育館敷地9790㎡。敷地中央に縦断する水路を移設し、2施設を一体利用できるよう整備する。
建設に係る概算事業費は、建築本体、電気・機械設備、外構、造成、水路移設、地質調査、下水道負担金や消費税を含め45億円以内を想定する。
事業計画では、スポーツ機能部分はアリーナがバスケットボール2面分程度。観客席は移動席含め1000席以上を確保する。設計は来年9月まで。2019年上期の供用開始を予定する。
文化交流機能部分の設計は18年1月までにまとめ、18年3月ごろ着工。供用開始は20年上期ごろとなる。