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群馬県契約検査課

16年度の平均落札率、工事は96・3%

2016/10/14 群馬建設新聞

県契約検査課は、2016年度7月末までの県土整備部契約執行状況をまとめた。工事の契約件数は604件(予定価格合計100億9200万円)で平均落札率は96・3%、委託は402件(同34億8800万円)で92・5%だった。不調発生率は工事が1・4%、委託は4・5%となっている。

工事の発注形態別内訳は、一般競争入札34件(平均落札率96・6%)、指名競争入札541件(同96・3%)、随意契約29件(96・2%)。工種別では土木一式が262件(同97・0%)で最も件数が多い。舗装153件(同96・9%)、とび・土工・コンクリート95件(同95・4%)、電気25件(同93・1%)、塗装24件(同94・7%)と続く。

委託は競争入札332件(同91・5%)、随意契約70件(同97・2%)。業務別では土木関係建設コンサルタントが185件(同92・8%)で最多。測量69件(同93・7%)、補償関係コンサルタント40件(同95・8%)、建築関係建設コンサルタント23件(同88・0%)、地質調査8件(同89・3%)と続いている。

競争入札に占める不調は、工事が575件のうち8件で発生率は1・4%。前年度通期からは1・8%減となっている。委託は332件中15件で4・5%。こちらは2・2%増加している。

工事のダンピング対策適用率は100%だった。競争入札575件のうち、567件で最低制限価格制度、残る8件で低入札価格調査制度を適用した。最低制限価格適用工事の失格件数は23件。低入札価格調査は3件実施し、うち2件で失格が発生した。

委託では競争入札332件のうち、最低制限価格制度を294件、低入札価格調査制度を10件適用しており、適用率は91・6%。最低制限価格適用業務のうち30件で失格が発生した。低入札価格調査は10件実施したが失格はなかった。

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