皆川組(皆川義雄代表取締役社長、新潟市北区名目所2-1504)は14日、阿賀野市でICT施工を導入した阿賀野川下里地区河道掘削その3工事で新潟工業高校生を対象に現場見学会を開催した。
同工事は下里工区と安田工区の2カ所で別々のICT建機を採用し、保田工区でマシンガイダンスシステム搭載バックホウ、下里工区ではマシンコントロールシステム搭載バックホウを使用。
皆川組建設本部長の笹川清取締役は「高校生や若い世代に少しでもICTのことを知ってほしい。私たちも勉強し、理解を深めたい」と語った。
見学会には、新潟工業高校土木科2年生約40人が参加。水原公民館で、若手社員の体験談のほか、同工事現場代理人の土木部田中健氏が工事概要を説明。また、コマツレンタル新潟営業部の澤村郁美氏によるスマートコンストラクションの紹介、レンタルのニッケン広域営業部の前島敦氏からマシンガイダンスの説明も行われた。
生徒は「日本の技術はすごい。想像以上に進歩していて驚いた。普及が促進して欲しい」と目を輝かせ、「進路選択のいいきっかけになる」と述べた。また、最後に生徒代表者は「業界を支えるために頑張る、待っていてください」と力強く語った。
【写真=真剣な眼差し】