県建設企画課は７日、板倉町下五箇地の国道３５４号板倉北川辺バイパス建設現場で、ＩＣＴ活用工事の現場見学会を開催した。見学会は２部構成で、建設業者や県職員など約60人が参加した。

冒頭、県建設企画課技術調査係の神尾崇主幹がＩＣＴ施工の概要説明を行った。引き続き、プロファ設計の齋藤荘一地理情報部長がＵＡＶ（ドローン）を使用した空中写真による３次元測量の流れを説明。コマツレンタル北関東営業部の柴山欣也氏は、コマツが開発したクラウドプラットフォーム「ＫｏｍＣｏｎｎｅｃｔ（コムコネクト）」について説明した。

このあと、参加者はＩＣＴ建機とＵＡＶテスト飛行を見学した。

見学場所となった現場は３次元起工測量、３次元設計データ作成、ＩＣＴ建設機械による施工、３次元出来形管理などの施工管理、３次元データの納品を行う県発注工事では第１号となるＩＣＴ活用施工現場。