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山梨県道路公社

富士山有料道路修繕に2・2億円/17年度計画

2017/03/29 山梨建設新聞

 県道路公社は、2017年度の事業計画を理事会(27日)で決定した。17年度も富士山有料道路(富士スバルライン。富士河口湖町船津~鳴沢村富士山、L24・1㎞)、雁坂トンネル有料道路(埼玉県秩父市大滝~山梨市三富川浦、L6・8㎞)の維持管理・運営などを行う。

 富士山有料道路の修繕費は2億2655万2000円。内訳は、擁壁補修8640万円、舗装補修6251万2000円、法面補修2916万円、安全施設工1080万円など。

 雁坂トンネル有料道路の修繕費は1883万8000円。電気機械設備修繕や風向風速計修繕などを行う。

 県からの受託業務では、雁坂トンネル前後の国道140号維持管理を行う。17年度予算は5604万4000円(山梨受託分1・7㎞が2615万2000円、埼玉受託分1・3㎞が2989万2000円)。

 そのほか、国道140号の防災制御システム設備端末機器更新に1億1000万円を計上。2県から工事を受託して更新を行う。

 富士河口湖富士線では除雪等業務(L4㎞)を受託する。予算額は41万8000円。

 3カ所の有料駐車場(田富高架下、城東大橋、小井川)では管理運営を行う。

 同公社の17年度収入支出予算は11億8947万5000円。



【写真=事業計画を決定した理事会】

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