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渡良瀬遊水池周辺で清掃、約500人が汗流す

2017/04/19 群馬建設新聞

利根川上流河川利用者協議会(会長=大橋良一埼玉県加須市長)と国土交通省利根川上流河川事務所(横森源治所長)は15日、「2017年渡良瀬遊水地クリーン作戦」を実施した。当日は約5000人が参加し、渡良瀬遊水地周辺の6自治体(板倉町、茨城県古河市、栃木県小山市・栃木市・野木町、埼玉県加須市)で7カ所のゴミ清掃を行った。

「渡良瀬遊水地クリーン作戦」は、美化促進および自然環境保全の意識高揚を図ることを目的に実施され、今年で17回目となる。

ゴミ清掃に先立ち、あいさつした同協議会の栗原実副会長(板倉町長)は「予想を上回る多くの方々のご参加有り難う御座います。全国有数の湿地帯である渡良瀬遊水地は治水の面などで大きな役割を果たしています。この美しい環境を後世まで残していきたいと思っておりますので、今日参加していただいた皆さまには自然の大切さを口コミで広げていっていただきたい」と述べた。

引き続き、横森所長は「渡良瀬遊水地は治水、利水という大きな役割をもっているほかに年間100万人を超える多くの人にレクリエーションや自然観察などで利用されています。渡良瀬遊水地はラムサール条約の湿地に登録され、5年目を迎えます。我々も渡良瀬遊水地をより多くの人に知ってもらえるよう、PRしていきたい」とあいさつした。

このあと、参加者は配布されたゴミ袋を手に同遊水地周辺の清掃を行った。

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