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総合評価で来年度からCPDの評価方法変更

2017/04/20 新潟建設新聞

 新潟県は、総合評価方式の評価項目のうち「継続教育(CPD)の取り組み状況」について、来年度から評価基準を変更する。建設系CPD協議会の加盟団体および公告、指名通知で示す団体が証明した取得単位を評価対象とし、前年度取得単位を登録認定団体ごとの年間推奨単位で除した値で評価する。本年度のCPD取得単位が来年度の評価対象となることから、本年度を周知期間に充てる。評価する団体や配点については、協議中としているが、すでに団体ごとのCPDで評価している国に準じる方針。

 本年度までは、一律20単位以上の取得で1点、10単位以上20単位未満を0・5点と評価していたが、4月現在で、建設系CPD協議会には19団体が加盟しており、それぞれの団体で年間の推奨獲得CPD単位が異なるほか推奨単位を設定していない団体もあるため、不公平が生じないよう変更するもの。

 昨年4月からCPDの評価方法を団体ごとの評価に見直した北陸地方整備局では、各団体の年間推奨単位で割った値の合計が1・0以上であれば評価している。

 例えば全国土木施工管理技士連合会(年間推奨獲得単位20単位)のCPDを10単位取得している場合は0・5となり、残り0・5を他団体のCPDで取得する場合には、年間取得推奨単位が50単位の場合は25単位を取得しなければならない。

 また建設系CPD協議会の加盟団体でも、年間推奨獲得単位を設定していない団体のCPDについては、評価ができないため対象としていない。

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